会社サイトの意味とは?

当社のホームページをリニューアルしました。

今や、生成AIを利用すれば、特別な知識がなくても簡単にホームページが作れてしまいます。また、 WordPress など、ウェブサイトを構築するためのオープンソースのCMS(Contents Management System、コンテンツ管理システム)がいろいろあって手軽に利用できます。サイトで使用する動画や画像などの素材も、Adobe Stockなどクウォリティの高いメディアライブラリーがたくさんありますので、そういうところから有料でライセンスを取得すれば好みの素材を簡単に入手できます。

昔は、ホームページ制作の請負業がビジネスとして成立していて、中には法外な料金を請求する業者も散見されましたが、今では、そのような外部の専門事業者に頼まなくても、本格的なホームページを安価で迅速に構築することが出来ます。当社の新しいホームページもすべて社内で作りました。日本語版と英語版の二言語対応にしていますが、言語翻訳も生成AIを使えば瞬時にレベルの高い翻訳が可能です。

2022年の総務省の調査結果によると、日本企業のホームページ開設率は91.8%だそうです。すなわち、企業にとっては、その存在を広く世間に認知してもらい、事業を開拓・拡大していく上でホームページの存在は欠かせないと言えます。

今や、仕事で取引先を訪問するときや、プライベートでお店に行くときには、事前にホームページを確認するのが一般的です。ですから、会社のホームページには、顧客や取引先に必要なデータを集約して提供するという重要な役割があります。必須データとしては、会社名、代表者名、所在地、設立年度、事業内容、連絡先など、さらに、上場企業であれば、オプショナルデータとして、資本金、従業員数、主要取引先、メインバンク、IR情報などがあるでしょう。

会社のホームページは、その会社の名刺のようなもので、取引先や顧客への第一印象を決める上で極めて重要なものといえます。会社の理念や目的、代表者のメッセージなども重要な構成要素になります。

なお、一目で掲載してある情報が古いことがわかり、長い期間、コンテンツの更新がされていないような印象を与えるホームページはむしろ逆効果になりかねません。サイト上には、ニュースなどの最新トピックやコーポレートブログなど、日々内容が更新されるダイナミックなエリアを作っておくと動きが出て良いと思います。また、企業理念など、長期的に内容が大きく変わらないスタティックな情報についても、定期的に見直して必要に応じた更新を行い、生きたサイトにする工夫も大切なことです。

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